※この記録ノート画像についての見方は、下記リンクで説明しています。
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この日の魔の時間は、いつも以上に水を飲んでいた。150mlは越えていたと思う。その後も1時間くらい落ち着かなかったが、外には行かなかった。
しかし4時を過ぎた頃、太郎くんは熟睡し始めた。布団の中に潜って、私に寄り添って……それは久しぶりな感じだった。元気な時の寝方だったから。私も一緒に熟睡したのだと思う。
8時になり、父が散歩に連れて行った。夜中にがぶ飲みしたせいかおしっこの量がすごかったという。帰ってからも水を飲んだ。
そして、この頃には完全にカリカリご飯には見向きもしなくなった。それでもカステラをあげれば食べるので救われた。朝ごはんは、カステラ一切れとお肉少々がしばらく続いた。
と同時にカステラも食べなくなってしまったらどうしようという不安も押し寄せていた。カステラ頼み。さらにその後も水を飲んだ。
太郎くんは父と寝て、私は仮眠を取り、太郎くんのおやつ時間を迎えた。今日はどうか?
昨日食べなかったおやつを今日は食べてくれた!
そして、その後日が差し込む中、お昼寝。
尻尾を振っていた! どんな夢を見てたのかな♪
この日の病院は夕方。それまでにお散歩をした。近くの公園までは抱っこして行った。おしっこもうんちも調子が良く、歩き方もしっかりしていた。ここ一週間の間では一番調子がよかった!
病院に行き、いつもの皮下点滴。この日は先生にここ最近では一番調子がいいこと、カステラとおやつは食べたこと、夢見て尻尾を振っていたことを話した。
油断した。
病院の帰りにスーパーに寄った。しかも2カ所も。父が買い物に行き、私は太郎くんとエアコンをつけた車内で待っていたのだけれど……
この頃、
“太郎くんは、皮下点滴をした後は食べる”
という法則を見つけていた。
だから、病院から帰ってきて少し落ち着いた頃に、何かをあげると太郎くんは食べていた。この日はこのタイミングを逃してしまった。
買い物でスーパーのハシゴをしてしまったので、いつもより時間がオーバー。結果、太郎くんの調子が狂ったのだろう。
完全に食べるタイミングを逃してしまった。それゆえ、この後の太郎くんの体調が急激に悪くなった。
震え出し、水も飲まない。おしっこする姿もふらふらになった。
少ないカロリーしか取れない状況の中で、一口も食べないということは、想像以上に命取りなことだった。
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