第一章 #62 発症から一ヶ月経過した日 2021.1.15 魔の時間が復活した。 たった昨日一日だけだった、穏やかな夜は。 吐くことはなかったけど、顔をあげたり、宙を見渡したり…… なでなでして、子守唄風の歌ってあげるくらい。 2021.12.31 第一章
第一章 #61 闘病後一番落ち着いていた夜 2021.1.14 魔の時間がなかった。 恐れていたことがなかった! 吐かなかった!! そして、闘病してから、魔の時間(深夜2時〜3時)と名付けるくらい、気持ち悪そうにうろうろする時間が、全くなかた。 元気な時の寝方で、それはとても懐かしかった。 2021.12.30 第一章
第一章 #60 白い泡とメレンゲ状のものを2回吐いた日 2021.1.13 昨晩はご飯を食べた! でも、手放しには喜べなかった。ちゃんと消化して健康的な便を見るまでは。 そして、恐れていたことが起きた。 魔の時間、深夜2時。 太郎くんは、うろうろし始めた。そして吐いた。 2021.12.29 第一章
第一章 #59 便秘解消!ご飯を食べた日! 2021.1.12 ぐっすり寝ていた。調子いい時の寝方だった。 うれしい。 その分、朝方には我慢できなくなったようだった。朝4時におしっこへ。 この日もカステラを食べて、病院へ。 体重が9キロになっていた。 衝撃だった。便秘だというのに9キロなんて 2021.12.28 第一章
第一章 #58 嘔吐したけど、ボール遊びして歌った日 2021.1.11 付が変わった直後から、気持ち悪そうにうろうろしていた。 吐く時はいつも部屋の隅っこに頭を突っ込む。吐く場所を探しているようだった。そして玄関の方へも行くので、外に連れて行った。そこではおしっこのみ。 帰ってきても気持ち悪い。 ついに吐いた。白い泡と、茶色のレバー? さつまいも? と、記録ノートには書いてあるけど、あの時の嘔吐物と同じだ。 2021.12.27 第一章
療法食・サプリメント 【役に立ったもの・サプリメント】クッシング症候群の薬・サプリメント 〜クッシング症候群と診断されるまで〜 シーズーに多いと言われる副腎皮質ホルモンの病気、クッシング症候群(クッシング病、クッシング症)と診断されるまでの経緯、その治療(薬、サプリメント)のご紹介です。 2021.12.25 療法食・サプリメント
第一章 #57 そして静脈点滴しないと決めた日 2021.1.10 ② 静脈点滴(半日入院で静脈点滴、夜帰宅時に皮下点滴)はやめて、今まで通りにしようと決めた。 今日は、カステラ食べたし、日中の場所移動の筋力を奪うのはどうかと思ったから。おやつの時間も奪えない。 そんな中、号泣する女の人がいて苦しくなった。亡... 2021.12.24 第一章
第一章 #56 突然あの公園に行った日 2021.1.10 ① この日も朝方に布団にもぐってきた。寒いのかな。エアコンもつけて、室温も25度を保っていた。でも、寒いんだろうな。 静脈点滴どうしよう…… ひたすら考え悩み続け、朝の散歩へ行った。この日は不思議と尻尾も上がっていた。 その直後、悩みが吹っ飛ぶことが起きた。 30メートル先の公園に行きたいと太郎くんは私の顔をじっと見つめた。 2021.12.23 第一章
第一章 #55 そして静脈点滴をするか悩んだ日 2021.1.9 ② 先生に相談した。 昨日調べた、”日中病院で静脈点滴をして、夜の帰宅時に皮下点滴の併用治療”について。 二つ返事で「できます」とのことだった。ただ通常24時間かけて少滴ずつ行う静脈点滴を昼間だけとなるともちろん効果は望めないし、太郎くんの... 2021.12.22 第一章
姉のひとりごと 【姉のひとりごと 5】今日は2代目太郎くんの命日 一年前の今日、3代目太郎くんは入院中。 3代目太郎くんも旅立ってしまうのかなと怯えていた日。 そんなことはなかった。この時、2代目太郎くん(=お兄ちゃん)は、弟を助けてくれた。そして、家族で楽しいクリスマスが送れるよう、お兄ちゃんからのク... 2021.12.21 姉のひとりごと