犬の病気

姉のひとりごと

【姉のひとりごと 11】ペットに関する資格を取得しました!

父の闘病中に、私は資格の取得をしました。  両親のためにも早く新しい息子を迎えるべきだったとも思うのですが、太郎くんを失った悲しみからちょうど一年経った時に父の癌が見つかったため、現実的にそれは難しいことでした。父の抗がん剤が小さい命にどう...
姉のひとりごと

【姉のひとりごと 10】

約二年ぶりの更新になります。  不幸というのは重なると言いますが、まさか自分の身に降りかかるとは思いもしませんでした。太郎くんの最愛の父であり、太郎くんの闘病をともに支えた父もまた、直後に癌が発覚し、闘病の末、太郎くんの元へと旅立ちました。...
便利グッズ・情報

【情報】愛犬のシリンジ強制給餌の方法

ここでご紹介するやり方は、獣医師の指導の下、自分なりにアレンジしたものです。ここに至るまで、悪戦苦闘、暗中模索の日々でした……わんちゃんの病状、性格、体格、犬種などの違いがあるので、これがベストではありません。あくまでも参考程度にお願いしま...
療法食・サプリメント

【役に立ったもの・サプリメント】愛犬のシリンジ強制給餌のために買ったサプリメント、その他食品

今回は、強制給餌のために購入したサプリメントや補助食品をご紹介します。   前回の、シリンジによる強制給餌のために買った療法食・流動食はこちら  ↓  これらの効果あったのか、結果的に太郎くんは旅立ってしまったため正直わかりません。しかし絶...
療法食・サプリメント

【役に立ったもの・療法食】愛犬のシリンジ強制給餌のために買った療法食、流動食

試行錯誤の末、買い揃えた栄養流動食をご紹介します。サプリメント、グッズ、給餌方法は、また後日アップいたします。  セカンドオピニオンの先生から、強制給餌の提案を受けました。先生は経鼻カテーテルを推していましたが、記事に書いてある通り、私は強...
第二章

#80 そして自力で立てなくなり、セカンドオピニオンを後悔した日 2021.1.22

父の怒号は悲痛な叫びだった。  太郎くんは、歩こうとすると後ろ足がもつれ、ぐしゃっと倒れた。立つことすらできなかった。だから、父が太郎くんを支えておしっこをしたのだと。  そればかりでない。帰ってきてからの太郎くんは、呼吸が荒くなった。  ...
姉のひとりごと

【姉のひとりごと 8】運命を変えるなら早く!

運命を変えた日、長々と失礼しました。 振り返ってもこの日は特別で、この日があったから、あと2ヶ月間一緒にいられました。  太郎くんの13回目の誕生日も迎えられたし、父と母の誕生日も一緒に迎えられた。 でも、苦しく頑張らせて、ただ時間を引き伸...
第二章

#78 運命を変えた日の終わり 2021.1.21 ⑩

セカンドオピニオンへ行った。 真実が明るみになった。それは残酷なもの。それをどうして母に話してしまったんだろう。 嘘をつけばよかった。優しい嘘を。なんで全て話してしまったのだろう。 バカだ! 大バカだ! 全力でサポートして欲しいから、私一人...
第二章

#77 そして私は大馬鹿者だと心底思った日 2021.1.21 ⑨

家に着き、母は予想を遥かに超えた遅い帰りに待ちくたびれ、疲れきっていた。  私はその都度、心配しない程度のラインを送っていたが、状況がわからないだけにずっとやきもきしていたに違いない。  実は帰りの車で、母にはどう話そうか考えていた。  母...
第二章

#75 そして治す方法を知った日 2021.1.21 ⑦

セカンドオピニオンの先生は、血液検査の裏に描いた図の隣に、フローチャートを書き始めた。 これまたデキる家庭教師そのものだった。 原因とそれに対する治療 白血球が高い → バイ菌が悪さ → 抗生物質 + アドレスタン半量貧血 = ご飯を食べて...