ぼくは、シーズー犬の太郎、2008年2月26日生まれ。この時は12才だった。
2020年は厄年なのか、7月から不調続きだった。その幕明けが右前足の捻挫だ。レントゲンも撮ったけど異常はなかったし、どこにぶつけたかもわからない。大好きなサッカーのやりすぎだったのかな……
もしかしたら、2年前に発症したクッシング症候群が原因なのかもしれない。
クッシング症候群ってのはホルモンの病気で、コルチゾールという副腎皮質ステロイドホルモンが過剰に分泌されるという内分泌系の疾患なんだ。それが原因で身体中にいろんな症状を起こすという実に厄介なものに罹ってしまった。でも、アドレスタンという薬を飲んでから、お腹のぽっこりも治ったし、また元気に散歩もできるようになった。ま、うまく病気と付き合っていこうということになったわけだ。
2020年は長梅雨だったし、足も痛かったから、大好きなはずのお散歩も行きたくなかった。おしっこも我慢していた。それがよくなかったんだと思う。膀胱に石ができて、おしっこが出なくなった。つらいよ……
すぐに先生に診てもらって、カテーテルという管を入れて、おしっこを出してもらった。かわいい看護師さんに抱っこされて、恥ずかしいところを見せなきゃいけないのはつらかったし、何よりも痛かった。でもおしっこが出ない方がもっとつらかった。しょんべん小僧のようなアーチは描けなかったけど、出た! 出たんだよ! それから、足の痛み和らぎ梅雨も明け、散歩も楽しくなった。
でも、それも束の間だった。
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