クッシング症候群

姉のひとりごと

【姉のひとりごと 10】

約二年ぶりの更新になります。  不幸というのは重なると言いますが、まさか自分の身に降りかかるとは思いもしませんでした。太郎くんの最愛の父であり、太郎くんの闘病をともに支えた父もまた、直後に癌が発覚し、闘病の末、太郎くんの元へと旅立ちました。...
命日・記念日

【命日】2022.3.31は太郎くんの一周忌

太郎くんは、自分の初命日に桜を満開にさせてくれました!  満開の桜並木を太郎くんの散歩をしているような気持ちで、一人ゆっくり歩きました。太郎くんもきっと一緒にいたかな^^  昨年はびっくりするくらい早く3月27日頃が満開で、太郎くんとゆっく...
療法食・サプリメント

【役に立ったもの・サプリメント】愛犬のシリンジ強制給餌のために買ったサプリメント、その他食品

今回は、強制給餌のために購入したサプリメントや補助食品をご紹介します。   前回の、シリンジによる強制給餌のために買った療法食・流動食はこちら  ↓  これらの効果あったのか、結果的に太郎くんは旅立ってしまったため正直わかりません。しかし絶...
第二章

#79 セカンドオピニオン翌日、真剣に強制給餌に取り組むと決めた日 2021.1.22 ①

大人しい静かな夜だった。朝方5時にお水を飲んだくらい。 昨日のセカンドオピニオンが疲れてしまったのだろう。 伏せたまま、ずっと寝ていた。 私も会社の休みを取った。強制給餌に本気で取り組むために、一日時間が欲しかった。  
姉のひとりごと

【姉のひとりごと 8】運命を変えるなら早く!

運命を変えた日、長々と失礼しました。 振り返ってもこの日は特別で、この日があったから、あと2ヶ月間一緒にいられました。  太郎くんの13回目の誕生日も迎えられたし、父と母の誕生日も一緒に迎えられた。 でも、苦しく頑張らせて、ただ時間を引き伸...
第二章

#78 運命を変えた日の終わり 2021.1.21 ⑩

セカンドオピニオンへ行った。 真実が明るみになった。それは残酷なもの。それをどうして母に話してしまったんだろう。 嘘をつけばよかった。優しい嘘を。なんで全て話してしまったのだろう。 バカだ! 大バカだ! 全力でサポートして欲しいから、私一人...
第二章

#77 そして私は大馬鹿者だと心底思った日 2021.1.21 ⑨

家に着き、母は予想を遥かに超えた遅い帰りに待ちくたびれ、疲れきっていた。  私はその都度、心配しない程度のラインを送っていたが、状況がわからないだけにずっとやきもきしていたに違いない。  実は帰りの車で、母にはどう話そうか考えていた。  母...
第二章

#76 セカンドオピニオンで悩み、決めた日 2021.1.21 ⑧

その疑問とともに、次の疑問も浮かんだ。 それをセカンドオピニオンの先生にぶつけた。 「ホームドクターとはどうしたら?」 「確かに腎臓の数値も悪いので、皮下点滴を続けるのはいいと思います。そして、週一の貧血ホルモン注射は続けてください。ホーム...
第二章

#75 そして治す方法を知った日 2021.1.21 ⑦

セカンドオピニオンの先生は、血液検査の裏に描いた図の隣に、フローチャートを書き始めた。 これまたデキる家庭教師そのものだった。 原因とそれに対する治療 白血球が高い → バイ菌が悪さ → 抗生物質 + アドレスタン半量貧血 = ご飯を食べて...
第二章

#74 真実は残酷だと知った日 2021.1.21 ⑥

先生は、血液検査の結果の用紙を裏返しにした。  太郎くんの現状を説明し始めたのだ。 3色ボールペンを駆使して、とても綺麗な字とわかりやすい図を書いて説明してくれた。優秀な家庭教師のようだった。若いのにキャリアを感じた。毎日多数のペットたちと...