第二章 #82 主治医があきらめた日 2021.1.24 ※この記録ノート画像についての見方は、下記リンクで説明しています。(太郎くんの服用薬とおやつの説明もあります)↓ 自力では立てない、水も飲めない状態。 私はシリンジで水を飲ますが、20CCくらいしかあげられない。 場所移動もしたいのに、身体... 2024.08.05 第二章
第二章 #73 そして真実が明るみになった日 2021.1.21 ⑤ 先生は、エコーを見せてくれた。 白くて楕円状のものがあった。でも、そこはどこだかわからなかった。 「ここは胃です」 「え? 胃??」 思考と言葉が同時だった。 「そう、胃に大きな腫瘍があって、これがCRPがずっと高かった原因です」 「腎臓... 2022.02.01 第二章
第二章 #72 セカンドオピニオンを実行した日 2021.1.21 ④ 「大神太郎くん」 すぐに名前が呼ばれた。 若い女性が来た。ネームプレートには「動物看護師」とあった。まずは、問診票に書いたことのヒアリングだった。人間の病院と同じだった。 それからまた30分くらい待った。 太郎くんは車で待っていてよかっ... 2022.01.30 第二章
第二章 #71 セカンドオピニオンの準備をした日 2021.1.21 ③ まず、持ち物について説明しておこうと思う。 持ち物 血液検査データ→初回からのデータを全て処方薬→アドレスタン(クッシング症候群)、レベンタ(甲状腺ホルモン低下症)、ウルソ(肝臓)、ラプロス(猫用腎臓病)ICレコーダースマホ(写真、動画、聞... 2022.01.27 第二章
第二章 #70 そのためにセカンドオピニオンを決めた日 2021.1.21 ② 私は、父に行こうと告げた。 そして、仕事を切り上げた。この頃は2回目の緊急事態宣言中であり、経済もほぼストップしていた。仕事という仕事もなく、この日やるべきことは全て終えていた。 私は、どうしてもホームドクターが診断した「腎臓病」に納得... 2022.01.26 第二章
第二章 #69 運命を変えた日 2021.1.21 ① この日のことは詳しく丁寧に記録しておきたい。 時間をかけて、いくつかの記事に分けてアップすることをご了承ください。 朝4時過ぎに異変が起きた。 同じ方向にくるくる回った後、布団に頭を突っ込む。そして、ハアハアと荒い呼吸。その繰り返し。それが落ち着くと、ぼーっとしていた 2022.01.25 第二章
第一章 #68 もう、ぼくは…… ぼくの身体の中で何が起きているんだろう? 痛いよ、つらいよ、気持ち悪いよ…… 何も食べられないよ…… お姉ちゃんはぼくとの約束を破ったと言ってるけど、ぼくがお姉ちゃんとの約束を守りたくても守れなかった。約束を破ったのはぼくの方だ。 何... 2022.01.18 第一章
第一章 #66 死ぬよ!ほんと死ぬ!貧血注射をした日 2021.1.19 昨日一日落ち着かなかった太郎くんはやっと夜8時過ぎに寝たので、夜のおしっこにも行かなかった。寝ることを優先せさせた。日付が変わり、一眠りして目が覚めた頃、おしっこに連れて行った。 結構な量だった。そして帰ってくると、ひどく震えていた。 おしっこの後はいつもそうだった。 2022.01.15 第一章
姉のひとりごと 【姉のひとりごと 6】太郎くん不在の新年を迎えて 新年早々、しみったれた事を書きます。吐き出します。 太郎くんがいないお正月はつらい。これほどつらいとは。 年末から年賀状書くのがつらかった…… 本当は喪中なのに。喪中の葉書を出したいくらいだった。 この年末年始、「太郎」がN Gワード... 2022.01.04 姉のひとりごと
第一章 #28 休診日前に退院を打診された日 2020.12.22 入院4日目。 この日も昼休みを利用して面会へ行った。 行ける限りは毎日だ。行かないと不安で仕方ない。 太郎くんはお水をペロペロと座ったまま飲んでいた。 立てないのかな?こんな姿で水を飲む姿を見たのは初めてだった。 そして、明日は病院の休... 2021.11.13 第一章