この記事には、嘔吐物の写真があります。アコーディオンメニューで非表示にしてありますが、不快に思う方は閲覧を控えてください。
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でも、手放しには喜べなかった。ちゃんと消化して健康的な便を見るまでは。
そして、恐れていたことが起きた。
魔の時間、深夜2時。
太郎くんは、うろうろし始めた。気持ち悪いのだ。やはり胃に負担だったんだ。
下痢かもしれない……、外に連れていたがおしっこのみ。家に戻ってきても吐き気は続く。その30分後、部屋の片隅に頭を突っ込み、吐き出した。また、黄色の胃液と白い泡が混じったもの。白い泡は一体何なのだろう。いまだにわからない。

まだ気持ち悪そう。また1時間後、吐いた。白い泡がメレンゲ状になっていた。その後はすぐにスッキリしたようだった。

そして、”お腹がパンパン”とノートにはメモがある。”腹水??”とも。太郎くんは最期まで腹水はなかったけれど、この時はどんな症状でも疑っていた。この時は、久しぶりのご飯で胃が膨らんでいたのだと思う。
はあ……どうしよう。
実はこの日、出社日だった。
緊急事態宣言が発令中とはいえ、最低、週に1回は出社しなければならなかった。回数も少ないのに、寄りによってこんな日に太郎くんの調子が悪い。この間と同じパターンになればいいけれど。この間と同じことを望むのなら、私は出社すべき。ギリギリまで悩んだ。
朝は、カステラと焼き鳥、そして牛乳も飲んだ。
でも散歩の足取りはフラフラだった。
心配だ……
とりあえず私は会社へ行く用意をして、一緒に動物病院へ向かった。
この日は休診日だった。それでも先生は皮下点滴をしてくださった。2回吐いたことを告げたが、吐き止めも調合したのか不明。メモにないのでしなかったのかもしれない。近いうちに血液検査をしましょうということだけ覚えている。
結局、私はこのまま会社へ行った。
一週間のうちに書類が山になっていた。それを急いで捌き、定時上がりを目指す。
母からラインが来た! おやつ食べたのかな?

見慣れないカタカナがあった。「ホルステック」とは笑?
わかった! おやつでご飯になるものはないかと、調べて購入したニュージーランド産のおやつアブソルートのことだった。それをペロリと食べたという。(英語ばかりでどこが会社名か商品名か私もわかりません…)
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嬉しい!!
定時上がりはダメだった。緊急事態宣言なんてあってないようなもの。
鬱々としているとまた母からラインが!、昨日よりご飯も多く食べて、クマちゃんと遊んでいたとのこと!
嬉しいよ〜〜
やっぱり私がいない方がいいのかな。
ご飯は自力では食べず、手で上げないと食べなかったらしいけど、どうでもいい食べてくれれば。

帰ってくると、太郎くんはお目目をクリクリさせて私を見上げた。
深夜はどうなるかと思ったけれど、午後は持ち直した!
あとは……
どうか、吐きませんように。
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