【姉が声を大にして伝えたいこと 2】動物病院の転院・セカンドオピニオンは悪ではない!そのタイミングとは? 年末年始の休診日に要注意!

帽子をくわえたまま寝ちゃう太郎くん♡

 証拠もないのに、憶測だけで綴るのは許されないことだとわかっています。でも事実として綴ります。病院名も一切伏せた上で、患者側から見解です。

 証拠もないことですし、ホームドクターやスタッフの皆さんには全力を尽くしていただきました。感謝もしているので、訴えるつもりは全くありません。

 そんなことは太郎くんが一番望んでいないことだから。

 こうなってしまった原因をはっきり言います。

  • 内感染
  • 誤診

 これに尽きます。
 とはいえ、この時の太郎くんは母の入院でかなりのダメージを受け免疫力も低下していました。それ以前の数ヶ月前にはクッシング症候群を患い数々の不調、そして膀胱結石手術の後遺症もあったと思います。院内感染とはいえ、普通の何でもない菌かウイルスかもしれないし、悪いものでも太郎くんが健常だったら死に至ることもなく快復していたものかもしれません。なので、病院を一方的に責めるつもりはありません。
 
 その上でこれから話を進めて参ります。

違和感を覚えたら、即行動!

 先生の腎臓病という診断に、私は違和感を持っていた。

  1. 急性でない限り腎臓病で、高熱もC R Pも高値であるはずはない。 
  2. 腎臓病にしては、BUNも CREの数値も低かった
  3. 舌が白いと訴えた時点で内臓から出血があり、貧血だった。 
  4. レントゲンを撮るようにお願いしたけど、先生はレントゲンも太郎くんの負担になるし、レントゲンでは映らないことが多いからと断られた。
  5. 先生は腎臓病と断定し、その後の治療も対処療法(皮下点滴)へと変わった。「家族との時間を大切に」という言葉が増え、治療も積極的なものから対処療法へと変わった。

 トリミング後のC P Rの異常値と高熱は、伝染性の何かだった。先生は、院内感染だとわかっていたと思う。私もそれを指摘した。でも証拠がなかった。それにそこを訴えてお互いギクシャクするより、太郎くんが治ればいいこと。責めるのは、時間と労力の無駄。それより治すことに集中したいそう思ったのです。

 そして4の補足。先生が独立前の病院にC T検査を依頼することはできるけれど、全身麻酔しないといけないと言われました。私も全身麻酔のリスクは承知なので、C Tは断念しました。

 先生は獣医師としてのプライドと経験がある。
 誤診だと? ふざけるな!
 もしこのブログを見たら、怒り爆発だとわかっている。
 先生は自分が出した診断に責任を持って、先生なりに考えて治療に専念してくれた。私のような素人がネットから仕入れた情報を元に勝手に分析するんじゃないとお怒りになるはずだ。きっと獣医師の経験からして、これ以上小さな体に負担になることをしても限界があるのを悟っていたのだと思う。だから必要以上の治療を進めなかった。それもわかる。わかるんです。でも…

 私は先生より勝るものがある。
 先生より太郎くんをずっとずっと隣で見てきた。異変は先生よりもわかる。そして患者ではなく唯一無二の家族だ。

 奇跡を起こしたい! いや、奇跡を信じる!
 太郎くんならまだ治る! その力がある! 

 素人なりの、家族の必死さが、違和感を覚えたのです。先生と私の温度差ともいうのでしょうか。

動物病院が年末年始・お正月休みの長期休診日は最悪なタイミング!

 不調の間、年末年始を挟むという最悪なタイミング。
 どこもお正月休みで、1月4日からでした。

 だいたいの病院が、12月30日〜1月3日が休診日。毎週定められた休診日からお正月休みに入るパターンが多いです。

 よって、年末年始は動物病院はどこも大混雑なのです。ペットも人間も待ち時間でぐったり……免疫力も低下して、治るものも悪化してしまいます。

 これは仕方ない。先生だってスタッフの方々だって人間です。
 年末年始は休みたい。急患でもみてくれたら大感謝です。

 救急病院もあるにはあるけれど、飛び込みで知らない先生に見てもらうことは考えてしまう。それでも、心臓発作などであればそんなことも言っていられないけれど、太郎くんのように徐々に悪化してると思いきや、時折調子よかったりすると、救急病院行くほどではないなと思ってしまいます。

転院・セカンドオピニオンを受けるタイミングが難しい!

 ズバリ、

  • 手間、面倒
  • 主治医に悪い(裏切れない)

 この2点が大問題です。
 私は母の時も、これを日本の医療の大問題だと思った!

 日本人の気質から、セカンドオピニオンをすることは「悪」と思ってしまう。

 手間も面倒、また新たに検査を受けたり、データを引き継ぐにしてもそれを取り寄せたり、しかも待ち時間が長く拘束されてします。体力も気力も時間も手間も大いに費やします。それはぐったりするほどのストレスがかかることであるし、病状が悪化する可能性が大です。そんなリスクを負ってまで他の先生に診てもらう必要があるか?

 だって主治医の先生だって必死に考えてくれている。太郎くんの点滴の調合にしても毎回必死で考えてくれていました。

 ⇨それを目の当たりにしていると、この先生を信じようと思う。

 ⇨転院、セカンドオピニオンはやめよう。先生を裏切れない。

このループ……

 しかもわが家の場合、母は主治医の治療が功をなして無事に退院。順調に快復した。だから、主治医やホームドクターを信じようと。


 それゆえ、太郎くんの転院、セカンドオピニオン受診が大変遅れました。

 これが、12月30日だったら、せめて1月4日だったら、というのが最大の後悔。
 人生にたらればはないことはわかっている。
 でも、その時にセカンドオピニオンの先生に診てもらえていたら、絶対に太郎くんはここにいた!と断言できます。

 どうしてそう言えるのか?

 セカンドオピニオンの先生が出してくれた薬が効いたらからです。ホームドクターの病院で入院していた時は静脈点滴での抗生剤。これは効いていたのです。だから数日は元気になっていた。だけど、皮下点滴に変えてから、皮下点滴の中に入れる抗生剤には限界があるのです。

 それをセカンドオピニオンの先生は指摘した。そして、飲み薬をくれました。
 それが見事に効果を発揮してくれたのです。この薬をもっと早くに飲むことができていたのなら……

 「腎臓病」と決め付けていない先生からは、太郎くんの本当の病変が明るみになりました。 

 これらのことを踏まえ、皆さんには元気なうちに、下記リンク記事のことをしておいてください!!
 太郎くんと私のようにならないように、元気なうちにこれを。
 これ↓なんです!!

毎日看病する人は感覚が麻痺しがち 様子見は命取り!

 太郎くんは、1日24時間の中でも調子いい時間があった。調子悪いなと思っても、寝たら食べたり、足取りも軽くなったり……それが転院・セカンドオピニオンを受けるのを遅らせた最大の理由です。
 だったら様子見ようと。この治療でいいのだと。

 でも、それが徐々に徐々に下降していった。
昨日と比べると「少し」だけど、それが数日も続くと「かなり」悪くなっている。これが毎日見ていると麻痺してしまう。毎日一緒にいる家族よりも久しぶりに会う人の方が変化に気づきますよね。同居のパートナーが太っていたことに気づかないのと同じ。

 それに、

 犬の一日=人間の一週間

 犬の一週間=人間の一ヶ月半

 人間と同じに考えてはダメです。急に悪くなったら、早いです。本当に。

まとめ

  • 違和感を覚えたら、即行動!
  • 年末年始は早めに行動!
  • 他の先生に診てもらうことは悪ではない!

 その時は元気がないと思っていても、振り返るとまだ元気があった時です。

 先生は神ではない。先生も人間です。もし、自分が先生の診断や発言に違和感を持ったら、別の選択肢、別の行動を取ってください。

 お願いします!

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