シーズー

第一章

#63 血液ホルモン検査をして、ちくわを食べた日 2021.1.16

魔の時間は、お腹を冷やす時間だったようだ。 吐き気よりは、お腹が熱いようで冷たい床を探してはお腹を冷やしていた。それだけ熱を持っているのかなとお腹を触るとやはり熱かった。 そして、朝はカステラは食べず焼き鳥だけだった。
姉のひとりごと

【姉のひとりごと 6】太郎くん不在の新年を迎えて

新年早々、しみったれた事を書きます。吐き出します。  太郎くんがいないお正月はつらい。これほどつらいとは。  年末から年賀状書くのがつらかった…… 本当は喪中なのに。喪中の葉書を出したいくらいだった。  この年末年始、「太郎」がN Gワード...
第一章

#62 発症から一ヶ月経過した日 2021.1.15

魔の時間が復活した。 たった昨日一日だけだった、穏やかな夜は。 吐くことはなかったけど、顔をあげたり、宙を見渡したり…… なでなでして、子守唄風の歌ってあげるくらい。
第一章

#61 闘病後一番落ち着いていた夜 2021.1.14

魔の時間がなかった。 恐れていたことがなかった! 吐かなかった!! そして、闘病してから、魔の時間(深夜2時〜3時)と名付けるくらい、気持ち悪そうにうろうろする時間が、全くなかた。 元気な時の寝方で、それはとても懐かしかった。
第一章

#60 白い泡とメレンゲ状のものを2回吐いた日 2021.1.13

昨晩はご飯を食べた! でも、手放しには喜べなかった。ちゃんと消化して健康的な便を見るまでは。 そして、恐れていたことが起きた。 魔の時間、深夜2時。 太郎くんは、うろうろし始めた。そして吐いた。
第一章

#59 便秘解消!ご飯を食べた日! 2021.1.12

ぐっすり寝ていた。調子いい時の寝方だった。 うれしい。 その分、朝方には我慢できなくなったようだった。朝4時におしっこへ。 この日もカステラを食べて、病院へ。 体重が9キロになっていた。 衝撃だった。便秘だというのに9キロなんて
第一章

#58 嘔吐したけど、ボール遊びして歌った日 2021.1.11

付が変わった直後から、気持ち悪そうにうろうろしていた。 吐く時はいつも部屋の隅っこに頭を突っ込む。吐く場所を探しているようだった。そして玄関の方へも行くので、外に連れて行った。そこではおしっこのみ。 帰ってきても気持ち悪い。 ついに吐いた。白い泡と、茶色のレバー? さつまいも? と、記録ノートには書いてあるけど、あの時の嘔吐物と同じだ。
療法食・サプリメント

【役に立ったもの・サプリメント】クッシング症候群の薬・サプリメント 〜クッシング症候群と診断されるまで〜

シーズーに多いと言われる副腎皮質ホルモンの病気、クッシング症候群(クッシング病、クッシング症)と診断されるまでの経緯、その治療(薬、サプリメント)のご紹介です。
第一章

#57 そして静脈点滴しないと決めた日 2021.1.10 ②

静脈点滴(半日入院で静脈点滴、夜帰宅時に皮下点滴)はやめて、今まで通りにしようと決めた。  今日は、カステラ食べたし、日中の場所移動の筋力を奪うのはどうかと思ったから。おやつの時間も奪えない。 そんな中、号泣する女の人がいて苦しくなった。亡...
第一章

#56 突然あの公園に行った日 2021.1.10 ①

この日も朝方に布団にもぐってきた。寒いのかな。エアコンもつけて、室温も25度を保っていた。でも、寒いんだろうな。 静脈点滴どうしよう…… ひたすら考え悩み続け、朝の散歩へ行った。この日は不思議と尻尾も上がっていた。 その直後、悩みが吹っ飛ぶことが起きた。 30メートル先の公園に行きたいと太郎くんは私の顔をじっと見つめた。