2014年12月に別ブログで上げていた記事をこちらにアップします。
※別ブログでは、3代目太郎くんのことを”太郎王子”と呼んでいました。

2004年12月21日。午後6時。2代目太郎くんは天国へ。
年を取ると10年前のことでも鮮明に思い出されます。早朝から自力で立つことも出来ず悲しみの声をあげていた太郎くん。
朝一で病院に行ったら、先生がダメかもしれないと。夕方にもう一度点滴しに来て下さい。
2代め太郎王子は12才の頃、タマタマ(睾丸、精巣)に腫瘍があって、検査したら癌。その時すでに肝臓など血液検査の結果も悪く、その時もう全身転移してたのかな、睾丸全摘してから元気もなくなり寝てばかり。それから2年経ったのこの日……
夕方、再び点滴をしに行こうと自分の部屋へ行った時、ドアをノックされたような気がした。なんか気配を感じて。嫌な予感がして急いで太郎くんの元へ。すると、太郎くんは大きな目を見開いて旅立ってしまいました……呼びに来てくれたんだね。
霊感とか特殊能力が全くない私が唯一感じたことでした。
2代目太郎王子は過酷な人生でした。出会ったのは私が大学浪人が始まった春。最初の飼い主からは約一年でもういらないと言われ、室内犬のシーズーなのに外に放置。
お隣に住んでた母の友人が、毎日散歩に連れて行ったりご飯をあげていたのでした。その話を聞いて、家族で見に行ったら……初代太郎くんにそっくりで、「太郎くん」と思わず呼んでしまった母。すると起き上がってそばに近寄ってきたのです!その時は「プリン」って名前だったのに。
そして、家族揃って犯罪者※になりました。「プリン」を拉致(笑)
※あら大袈裟だったわ~。両親の名誉のためにも正確にいうと、お隣の母の友人が仲介してますので犯罪ではありませんからね~ヽ(´o`
しかし栄養不足でもうダメかと思いました。足はヨレヨレで毛はごっそり抜けて……まだ当時2歳なのに目は真っ白。でも諦めずに我が家の長男として育て、14歳半まで生きました!
でも、一度人間に裏切られた傷は深く、甘えたくても甘えられない。最期の日だけは、私に寄り添ってくてたのだけど。
……それから、時は経ち、3代目太郎王子を迎えました。そんな王子も6歳。偉そうにシーサーの如く座布団の上に座り、家来2名をくーーんという甘え声で操るのだから立派なもの。

な、なんだよぉ~

寒いんだってばーーー最近はパジャマ着ておやすみ~
昼間は……

元気はつらつ!!2代目太郎王子が甘えたくてもできなかった甘え方を、この弟、3代目太郎王子は知っている。(ほんと、ホストだったらナンバーワンになれると思う(笑))
お兄ちゃん、この甘えん坊な弟を見守ってね~!
この時、3代目太郎くんは6才だったのか〜
このブログ記事を執筆当時以上に時の流れをひしひしと感じております……
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