犬との生活

第一章

#20 血を吐いた日、ソファベッドに変えた日 2020.12.17

ご注意  この記事には、嘔吐物と便の写真があります。アコーディオンメニューで非表示にしてありますが、不快に思う方は閲覧を控えてください。情報提供のため今後の役に立てるよう、画像をアップすることに決めました。 私はこれが何か、ネットで調べても...
姉のひとりごと

【姉のひとりごと 1】愛犬が教えてくれたこと

序章を終え、本章に入りました。  太郎くんとのことを思い出すことはつらいものの、序章までの太郎くんは元気だったから、楽しかったなと微笑みながら書き進めました。  これからつらくなるな……  悲しいことに結果はわかっているから、客観的に時間も...
第一章

#18 運命の日 2020.12.15

第一章  2020年12月15日。運命の日。  太郎くんの病院とカットの日だった。  この日に戻りたい。 残された家族全員が思っていること。 この日に起きたことの一つでも違う選択をしていたのなら……  太郎くんは今もここにいたはず。そう思う...
序章

#15 母が退院……犬の記憶力って?

2020年12月11日。母が退院した。 家族全員、車で母を迎えに行った。もちろん太郎くんも。  退院手続きも取り、久しぶりにパジャマから服に着替えた母。やっと普段に戻れる!まだ母の体調は万全ではないが、C R Pも落ち着き、肝膿瘍も小さくな...
序章

#11 お姉ちゃんなんか大っ嫌い! お母たん早く帰ってきて!

最近のお姉ちゃん、嫌いだ! いや、大っ嫌いだ!  ずっと忙しくしてるし、ぼくと一緒にゴロゴロしてくれない。ぼくが何か言うと、 「ちょっと待って!」  そればっか。やっと、ぼくのそばに来てくれたと思ったら、大っ嫌いな耳掃除するんだ!  あーあ...
序章

#6 そして母がいない生活が始まった

父、太郎くん、私だけの生活が始まった。  いい年をして独身、家のことは母任せだった。太郎くんを迎えた時に“マタニティブルー”になったように、「太郎くんを育てること=子育て」だった。まさにその時、結婚適齢期であった。当然、長い付き合いの彼Nと...